2021 年 6 月 25 日 [金]

創業60年 3,000棟以上 信頼関係構築の礎と今後の展望

  VOl.

株式会社日装様は、大規模修繕工事の先駆けとして創業60年の歴史を歩まれています。 お客様との信頼関係構築を礎とし、困難といわれる「大規模修繕のリピート獲得」を多数実現されています。日装様の現場で活躍している方正のツールと、AIソリューションを活用しての今後の展望について、有澤社長、川鍋様、吉永様にお話を伺います。

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株式会社日装

日装様は創業60年、3000棟以上の建物を手がけられてきました。建物の塗装からスタートし、約40年前より、改修・大規模修繕を専門で行う業態に転向しました。

日装様は創業60年、3000棟以上の建物を手がけられてきました。建物の塗装からスタートし、約40年前より、改修・大規模修繕を専門で行う業態に転向しました。

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株式会社日装

日装様は創業60年、3000棟以上の建物を手がけられてきました。建物の塗装からスタートし、約40年前より、改修・大規模修繕を専門で行う業態に転向しました。

日装様
写真左より、吉永様、有澤社長、川鍋様

実際に本ソリューション導入して、いかがですか?

川鍋様:工事を行っている会社ですので、作業員さんの出入りについてお客様から質問をいただくことがございます。その際に「作業員の入場管理をしております。」とご説明できると良いなと考えておりまして、まず事務所でWelcomIDを使って、現場でも使う機会を増やしていこう、と考えております。
有澤社長:昨年の12月に事務所を移転しました。新型コロナウイルス対策を行うため、移転に伴い水道をセンサー式に変えたり、非接触での検温を取り入れました。現在、事務所に出入りしているメンバーは80人程度、現場を除けば40人程度になります。WelcomIDは簡単に扉が開きますので、社員にも好評ですね。
川鍋様:入場記録と、体温がデータになりますから、これが大きいですよね。コロナ禍でなくとも、現場での入場者のチェックという観点でもとても有効だと思っています。
有澤社長:大規模修繕では、居住者様にコロナ対策についても聞かれますので、対策をしていると話ができるのでとても有効だと思います。

日装様事務所入口_WelcomID
日装様事務所入口に設置されたWelcomID(ウェルカムアイディー)

内田:検温器には、タイプが大きく3種類あります。ハイクラスとミドルクラス、ロークラスとありまして、ロークラスの簡易的なものだと3万円程度で買えます。
WelcomIDはハイクラスのもので、顔認証システムと、サーマルカメラが入っております。赤外線カメラを使っているものは、点で測定しているガンタイプと変わらないもので、正確性に欠けてしまいます。WelcomIDは顔の多数点を計測しています。

株式会社日装様 会社紹介

日装様は創業60年、3000棟以上の建物を手がけられてきました。建物の塗装からスタートし、約40年前より、改修・大規模修繕を専門で行う業態に転向しました。

有澤社長:うちの会社の考え方は、住んでいる方がいらっしゃるところでやる工事ですので、皆様の生活のリズムをこわしてはいけない。やっていることに気づかれない工事が最高と考えています。

川鍋様:忍者みたいでしょう(笑)。社長から要求される工事のレベルも高いですので、頑張って取り組んでおります。

有澤社長:ご縁があったお客様にも定期点検を通じてリピートをいただいております。おかげさまで、ホームページを通じてもリピート物件の問い合わせをいただいております。

有澤社長

内田:マンションの大規模修繕は、同じ会社でやることはなかなか難しいと聞いております。マンションの管理会社に任せるケースが多いことと、それなりの値引きや入札での公平性をとるために難しいということでした。外部環境に左右されるなかで、リピートを10年越しに獲得してゆかれるのが信頼の賜物だと思います。

川鍋様:改修専業をうたったのは、当社が最初だったと思います。40年くらい前だとまだ、「塗り替え工事」と言われていました。「大規模修繕」と読売新聞に出たのが30年前のことでした。この用語や定義を作ったということについては、自負がございます。

HOUSEIの担当はいかがですか?

有澤社長:コンテンツ東京でブースを訪れたことがきっかけで、内田さんに色々と受け答えしていただきまして、安心感がありました。とてもいろんな質問をしましたね。マスクをしていても検温できるのか、どのくらいの精度なのか?などの疑問について、実機を持参くださって色々試させていただきました。

吉永様:実際に社屋に設置するとなった際にも、引っ越しの工事日程などもスムーズでした。

川鍋様:臨機応変さがあります。入り口のWelcomID設置も、当初の想定とは違ったことがでてきましたが、判断力がありましたので、結果その日のうちに設置できましたね。

吉永様、有澤社長、川鍋様

御社の今後の展望をお聞かせください。

有澤社長:弊社のお客様は、住居に住んでおられる方がメインですが、このノウハウをもったまま法人様を目指してやっていこうと思っています。今後は倉庫や、マンション以外の建物にも門戸をひろげて、ホテル・学校などにもアプローチしているところです。

内田:弊社でもWelcomIDを発展させようと考えていますので、AIソリューションでお役に立てるかと思います。

たとえば、玄関のインターホンカメラにシステムを入れ込むことも可能です。登録者が来れば、荷物を持ったままでも鍵を開けることが可能です。従来の鍵もそのまま併用で使えますので、お子様が成長したときの顔写真入れ替えまでに鍵を使用することが可能です。

顔認証のためのシステムは、弁当箱のような小さいサイズで、これ1つでカメラ8台まで対応できます。

川鍋様:大型でない限り8あれば十分ですね。5,60世帯のマンションも入っていて4,5台ですからね。

内田:駐車場も、車に乗っている方の顔認証で管理できます。
ソリューションとしてお持ちできるようなことがあれば、それを開発にフィードバックさせて検証させていただきます。御社はユースケースを色々お持ちですので、ぜひご協力させていただければと存じます。
エントランスはもちろんですが、体温計なしのWelcomIDですとお求めやすいです。将来的には、鍵無しでの帰宅がメインになってくるのかなと思います。

有澤社長:どのような可能性があるか、聞いて調べてみたいと思います。

内田:ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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