2016 年 3 月 1 日 [火]

障害など何も無くシステム更新できたこと

  VOl.

朝日新聞社様では2011年から同社の新聞制作基幹システムの更新をスタート。その一部である紙面情報管理システムは方正のマイグレーションソリューション「システムリフォーム」を採用しシステム更新をされた。同社 情報技術本部 情報システム部 技術主任 江上貴恵様にシステムリフォームを導入された経緯と効果についてインタビューを行った。

障害など何も無くシステム更新できたこと

GUEST

話し手

江上貴恵 様

朝日新聞社 情報技術本部 情報システム部 技術主任

HOST

聞き手

朝日新聞社様

GUEST

話し手

江上貴恵 様

朝日新聞社 情報技術本部 情報システム部 技術主任

Client

お客様

朝日新聞社様

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朝日新聞社 情報技術本部 情報システム部 技術主任 江上貴恵様


<システムBefore&After>

Before:

●Solaris OSベースで2003年に初期構築し、サーバーハードウェア保守切れに伴い2009年に機器の更新を行った。その後再度ハードウェア保守切れが到来し、さらにユーザー端末がWindowsXPでもあったことから、更新を迫られていた。業務効率改善や付加価値追加の観点からは改善の余地が残されているシステムではあったが、機能としてはいわば枯れたシステムであり、300万ステップの規模であったことからも更新手法をどうするのかも検討課題であった。

After:

●HOUSEIのマイグレーションソリューション「システムリフォーム」を採用し、初期費用を大幅に抑えたマイグレーション方式でのシステム構築となった。環境は新聞制作基幹システムの統合仮想基盤上のリソースを利用する形態となり、サーバーOSの変更(Red Hat Linux)やコストパフォーマンスの悪い製品を安価なものへ置きかえるなどでランニング費用も圧縮できた。2015年1月1日に大きな問題が発生することなくシステム移行を完了した。

<インタビュー>

HOUSEI:HOUSEIのサービスを導入した背景について伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。

江上様:よろしくお願いします。

HOUSEI:まず「紙面情報管理システム」とはどのようなシステムなのか教えてください。

江上様:紙面情報管理システムとは、全国紙の新聞紙面を制作するうえで必要不可欠なシステムです。新聞は降版の時間や地域の違いにより版がいくつも存在しますが、どの版にはどの紙面(記事・広告)を掲載するかという情報を運用部門が入力した紙面割や記事、広告割付を元に生成し、下流工程(全国の新聞印刷工場)に適切に無駄無く、早く送り出すためのシステムです。全国の広告、編集、工程部門に加え、工場など、紙面制作の進捗に関わる部門が利用しています。

HOUSEI:どれくらいの規模のシステムでしたか?

江上様:およそ300万ステップ規模です。かつては3つのシステムに分かれていましたが、2003年当時の更新で、1つに統合しました。2012年の基幹更新プロジェクトでは、マイグレーションの他、パッケージシステム導入や全くのスクラッチ開発の可能性も検討しました。

HOUSEI:ありがとうございます。それでは、HOUSEIの「システムリフォーム」を選んだ理由について伺います。

まず、HOUSEIに声をかけたきっかけはなんですか?

江上様:既存ベンダーからの提案もいただきましたが、新しい提案も取り入れたかったためHOUSEIさんのシステムリフォームの提案もしていただきました。また、HOUSEIさんは他大手新聞社で紙面管理系のシステム構築を行った実績があったのも理由です。

HOUSEI:ありがとうございます。

既存ベンダー様や他社様ではなく、HOUSEIを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

江上様:新聞制作において他社で実績があったことと、マイグレーションにも実績があったことです。あと大きかったのはコストですね。とても魅力的な価格での提案でした。

HOUSEI:安くて心配ではありませんでしたか?

江上様:いいえ。やはり新聞のシステムや、マイグレーションの実績があったので問題ないと判断しました。

HOUSEI:続いて、HOUSEIのマイグレーションについて伺いたいと思います。まず、はじめからマイグレーションでの更新と決められていなかったと伺っているのですが、そうなのでしょうか?

江上様:はい。スクラッチ開発やパッケージベースでの開発でもかまいませんでした。ただし、最大の要件が「現行のシステムの使い勝手を変えないこと」だったので、マイグレーションの提案は複数ありましたし、おのずとマイグレーションになりました。

HOUSEI:次に、実際の作業についてお伺いします。HOUSEIはシステムについて問題なく把握できていましたか?

江上様:できていました。大量の設計書やソースを読み解いていただいて大変だったと思います。

HOUSEI:実運用上の使い勝手は変化しましたか?

江上様:ほとんど変わらない使い勝手ですね。もともとVBで開発したものを.netにするということで、マイグレーションといいながらもほとんど作り直しだったと思うのですが、画面の設計書をよく熟知していただいて、ほとんど変化ありません。

HOUSEI:プロジェクトメンバーのシステム理解のためにユーザートレーニングを行っていただいたそうですね。

ありがとうございました。

HOUSEI:使い勝手が変わらないとなると、新しいシステム導入のための教育なども必要なかったでしょうか?

江上様:特別なことは必要なく、すんなりと運用移行できました。

HOUSEI:コストの安さを選択理由のひとつに挙げられていましたが、実際にHOUSEIを選んでみて、コスト削減できましたか?

江上様:できました。開発費用自体が安かったこともありますし、システムを仮想基盤にのせたり、ソフトウェアをバージョンアップしたり、コストパフォーマンスの悪い製品を安価なものへ置きかえていただいたりして、維持費もかなり安くなり、結果的にはランニング費用低減にもつながりました。

HOUSEI:最後に、HOUSEIにして良かった点がありましたら聞かせていただけると幸いです。

江上様:障害など何も無くシステム更新できたことや、パートナーを変えたことで、考え方が凝り固まっていたところに新しい意見をもらえことです。「こんなことできないだろう」と思っていたけれど、お願いしたらできたこともたくさんあったり。また、頼んだら動きが早いところも良かったですね。

HOUSEI:ありがとうございます。

Author

執筆者

江上貴恵 様

朝日新聞社 情報技術本部 情報システム部 技術主任

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