レッグスとHOUSEI、顔パスの非接触ドアロック解除を実現勤怠・顧客管理・防犯効果に期待、同時に検温も可能

入退室管理システムの設計、販売、施工等を行っている株式会社レッグス(代表取締役 木下利美、東京都千代田区岩本町)とメディア業界のDXを推進するHOUSEI株式会社(代表取締役 管祥紅、東京都新宿区津久戸町)は、既存の電気錠の開閉を顔認証にて実現すると同時に従業員・ゲストの検温記録を行うシステムを共同開発し3月15日より販売することを発表した。

近年のオフィスビルではICカードを利用したドアロック解除が一般的となってきている。しかしながら、ICカード自体は本人以外の利用に対する防御力は限りなくゼロに等しく、有人監視や監視カメラと組み合わせない限り、高度なセキュリティ対策にはなりえなかった。さらに、昨年来のCovid-19(新型コロナウイルス)感染症パンデミックにより、換気のためにドア自体を開放しているケースも多く、セキュリティ強化が叫ばれている割には状況はむしろ悪化している。

そこで、オフィスビルや工場等に設置されたドア電気錠の開閉制御を広く手掛けるレッグスとメディア産業のDX化やAI顔認証で定評のあるHOUSEIが協力することで、利便性の高い顔パス・ドアロック制御のソリューションを提供する。

WelcomID画像

HOUSEIの『WelcomID』

HOUSEIが販売する『WelcomID(ウェルカムアイディー)』は、高速赤外線サーモグラフィーを用いて最速0.3秒で検温が可能である。検温と同時にAI顔認証を行い予め登録された人物の場合のみ、電気錠の解除を行うことが可能だ。同様のソリューションは他にも存在するが、多くの場合、画面に表示された人型ターゲットにきっちり顔を合わせる必要があったり、認証に5秒以上必要だったりしていた。『WelcomID』は、HOUSEIのAI技術を駆使することで、マスク装着時であっても1秒程度で顔認証を実現し、連動した電気錠の開閉も可能となっている。さらに、顔認証時に、同時に検温記録をタイムスタンプ付きで自動保管するため、従業員やゲストの健康管理にも利用できる。『WelcomID』を設置したドアでは、顔認証結果に関わらず通過者の顔画像が日時とともに保管されるため、犯罪抑止効果も期待できる。最近では、スマートフォンでもセキュリティ上顔認証によるロック解除が主流であるため、利用者にも親しみやすい。

両社は『WelcomID』の顔パスソリューションを3月1日より発売し、今年度1,000拠点の設置を目指している。また、4月14日から3日間開催される「コンテンツ東京2021」にて、実際にドアロック解除のデモを行う予定だ。

以 上

■レッグスについて

http://www.f-legs.co.jp/1989年設立。電気錠・入退室管理システム、映像監視システム、住宅管理システムの設計・販売・施工を行っている。東京都内を中心に全国でオフィスセキュリティの施工実績があり、全国で対応可能な事が強みとなっている。

■HOUSEIについて

https://www.housei-inc.com/1996年に中国・北京大学方正集団の日本法人として設立。大手新聞・出版などメディア向け業務システム開発や製造業やサービス企業のIT業務基盤開発を得意としている。中国国内にも子会社やグループ企業を保有しており、日中両国に事業基盤があるのも強みだ。近年、AI分野の研究開発やサービス開発に注力している。

※本プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。

■プレスリリースに関するお問い合わせ先HOUSEI株式会社 広報・マーケティング室 福島・櫻井メール:pr@founder.co.jp電話:03-4346-6600

株式会社レッグス 担当:初根メール:hatsune@f-legs.co.jp電話:03-5825-6630

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