私たちは個人(消費者)ではなく、法人(企業)の印刷メディアに関する全ての課題を解決することを事業目的とします。企業がこれまで行ってきた印刷メディアの発注業務を詳細に調査し、問題点を洗い出し、クライアントが抱える各種の問題をその本質まで掘り下げ、 それらを解決しながら印刷媒体(メディア)の“より良い作り方”を継続的に提案いたします。そしてここで提案される“より良い作り方”を実施するための強力な支援サービスを提供いたします。
しかし、実際の製品(印刷メディア)を量産するというプロセスには直接かかわりません。量産プロセスは、 再設計された新しい業務フローに沿って組織的な対応が可能で、安定したオペレーションを実施できる協力会社群にお願いすることになります。
私たちはそれらの協力会社群が効率良く共同作業ができるようなプラットフォームを提供すること、 そしてそのプラットフォームを継続的に改善・改良・更新・維持することに全力を傾けます。
多くのケースで印刷メディアの制作プロセスや市場環境を知らないために不合理な発注を実施していたり、正当な価格交渉をしていないことが高い仕入価格に反映していることが散見されます。コストカットを実現する上で必要なのは、単に見積たたきをして安価な仕入をすることではありません。発注側の企業が自らの業務フローを見直し改善することを通じて協力会社群の高付加価値サービスを引き出すことがより重要です。私たちは、これらの業務改善プロセス全般にわたりコンサルテーションを実施いたします。
ユーザー企業の持つ従来のワークフローを徹底的に解析し問題点を洗い出すとともに、あるべき姿を目標に置いた新しいワークフローを設計いたします。このワークフローの分析・再設計能力こそが私たちの持つ、他社には無い特別な機能といえます。
新しいワークフローの再設計と並行して、新しいシステムの開発が必要とされることがあります。多くのユーザー企業は、従来のワークフローを固定化したその上で部分最適を狙ったシステムを要求しがちです。私たちは、新しいワークフローとそこで必要とされる機能に焦点を当てた要求仕様を策定いたします。その際、部分最適よりも"全体最適"を目指し、不必要な機能開発を避けることに注力いたします。
ユーザー企業のそれまでの価格の在り方を客観的に評価し、改善の可能性を洗いなおすと共に、市場環境に照らしてより合理的な価格体系の提案をいたします。多くのユーザー企業は印刷メディアの制作プロセスを良く知らず、また市場の競争状況についての情報が不足している中で単に複数社からの見積を比較をしています。最も安価な外注先を選定しているつもりでも、実は不合理な発注価格体系になっていることもあります。充分に競争力のある価格体系を実現して いる場合を除き、新しい価格体系の提言をした上で価格交渉の代行も務めます。
既存の外注先の機能・能力・競争力を総合的に評価し、報告書を提出いたします。また、これらの外注先各社が新しいワークフローを実現する上で不足している点があればその改善指導をいたします。そのために必要であれば、よりふさわしい協力会社の開拓をお手伝いいたします。
透明性の高いコスト削減を実現する上での有効な手段の一つとして資材調達の代行をいたします。特に印刷メディアの製造コストにおいては用紙の占める割合が高いことから、大量購買代行による競争力のある仕入価格の実現を目指します。私たちが複数のユーザー企業の購買代行を実施することにより個別のユーザー企業の調達量を超えてより大きな価格交渉力を持つことが可能です。また従来は外注先の印刷会社に任せていた用紙の調達を発注側の管理下におくことにより、より透明性の高い調達プロセスを実現することになります。
コンサルテーションから始まるユーザー企業に対するさまざまな支援サービスを行います。その結果、印刷メディアの発注管理業務を全てアウトソーシングによりお引き受けする場合があります。いわば年間の印刷メディア制作・管理予算をお預かりし、その効率的な実施を行うものです。そこにおいては制作されるべき全てのアイテムの品質・スケジュールおよびコストについて責任を持ち管理することになります。その業務の成果について定期的に評価を受け、その評価に基づいた相当の報酬をいただくとともに不充分な点については改善することにより、ユーザー企業の満足度を長期的に高めていくことを目指します。